義歯の取り扱い説明

義歯の取り扱い

＊大切なのはまず義歯に慣れること

初めは、どこかがあたり、調子が悪いものです。のんびり慣らしてください。

入れるだけで痛いときや、キズが有るような場合は、使うのを控えてください。

また使えそうな気がしたら、試しに使ってみてください。

これを繰り返し、あまり無理をせずに、良く慣らしてください。

次回の調整の時に悩まないように、どこが痛かったかもよく覚えてください。

初めから何でもかんでも食べるのは無理が有ります。軟らかいものから順番に、ゆっくりと食べてみましょう。

また発音しにくい場合には、声を出して本を読んでみますと早く慣れます。

＊義歯も手入れが大切です。

　義歯も清潔第一で御使用ください。毎食後、寝る前は義歯をはずして良く洗いましょう。洗うときは、ブラシと流水で洗います。歯磨き粉などはつけないでください。

ブラシは義歯用ブラシが使いやす、おすすめします。義歯用ブラシは歯科で販売しています。（１本5００円）

週に１度位は、お好みに応じて市販の義歯洗浄剤を使うのも良いと思います。

その際は、製品の説明書を良く読んで正しく御使用ください。

（洗浄剤により、義歯の金属部分が黒くなることがありますが、心配いりません。）

＊義歯にも休養が必要です。

夜眠るときは、歯茎とバネのかかっている歯を休めるためにも、義歯は必ずはずしてお休みください。これは、寝ているときに誤って、義歯を飲んでしまう事故の予防にもなります。

なお、はずした義歯は、清潔な水につけておいたほうが、寸法変化がなく理想的です。